勉強しないとな~blog

ちゃんと勉強せねば…な電気設計エンジニアです。

OAK-D S2買った

買おうか悩んでいたOAK-D S2、前々回の記事書いた直後にポチッとして、H ZETTRIO見た帰りに受け取った。

ということで、さっそく開封、動かしてみる。

まず開封

外箱はしっかりしてる。
iPhoneぐらい、というと言い過ぎだが、そんな感じの質感。

開けると、まずカメラの表面が出てくる。
真ん中と、その左右にカメラのレンズが見える。
上下逆だった。

カメラの下には、USB (Type A - Type C)ケーブルと、お買い上げありがとうございますカード。

カメラ本体を触ってみると、しっかりした金属筐体で、表面はざらざらした感じ。
持つとずっしりした重みを感じる。

この写真は底面になるのかな?
USB TypeCコネクタと、固定用のねじ穴。

動かしてみる

公式ドキュメント見てみる

チュートリアルを動かしてみる

Windows環境でやってく。

まずWindowsインストーラをダウンロード、セットアップ実施。

インストール完了。

起動すると、しばらく"Installing Depthai Requirements ..."が表示されてる。

起動したが、OAK-DをPCに接続していなかったためか、エラーメッセージが出てしまった。

OAK-DをPCに接続して、"Apply and Restart"をクリックしてみる。

なぜか何度か失敗したが、USBポートを入れ替えたりしていると、カメラ画像が出るようになった。
※GIFのアップロード容量の限界からフレームレート下げてるが、実際はもっと更新レート高い。画面には30fpsぐらいと出ている。

ときどきこのエラー(RuntimeError: Communication exception)が出る。
これは何だろう。
なんとなく、USBの電源供給不足でカメラが落ちた、とかと予想。

電力確認

上のエラーが何度も出るので、USBの電力確認してみる。

PCのUSBポート仕様

Dell G15ゲーミング ノートパソコン:ゲーミング ノートパソコン | Dell 日本

USB規格の電源関連

USB の充電(給電)規格、多すぎ!! 混乱するのでまとめてみた

USB Type CとUSB 3.2 – 接続について理解する | CUI Devices

Thunderbolt 4がUSBの混乱を解決するか、多機能Type-Cの実装を予測(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)

  • USB 3.2 Gen1とはUSB 3.0のことだった… 電力は4.5W(電流0.9A)まで
  • Thunderbolt 4 は15Wは供給可能、最大100W供給可能

OAK-Dの消費電力

depthai-hardware/DM9098_OAK-D-S2/Datasheet/OAK-D-S2_Datasheet.pdf at master · luxonis/depthai-hardware · GitHub

  • 最大7.5Wの消費電力

結論

USB3.2 Gen1 (= USB 3.0)のポートでは電力足りなかった!

Thunderbolt 4のポートに接続すれば電力は足りそうだが、USB Type-C - Type-Cケーブルが必要。
ただし、OAK-Dに付属していたのはType-A - Type-Cケーブルで、自分でType-C - Type-Cケーブルを持っているわけでもない。

Type-C - Type-Cケーブル買うしかないか…

チュートリアル続き

なんとか今の状態で動いてくれることもあったので、チュートリアルを続行。

プレビュー変更

左上のメニューから、ライブ表示する内容を変更できる。
カラー画像、深度画像、深度画像(raw)、ステレオカメラの左(右)だけ、などなど。

"depth"を選択して、"Apply and Restart"すると、それらしいのが出た。

AIモデル変更

"AI"タブの中に、色々とモデルが入っている。
デフォルトでは、"mobilenet-ssd"になってる。

"openpose2"も入ってる。
人の絵を映してみたが、骨格推定されてた。

"human-pose-estimation-0001"というのもあり、こちらのほうが人物の足まで推定されていた。

ちなみにこれが元の画像。

顔検出もある。これは"face-detection-retail-0004"。
トーマスたちの顔が認識されている。

今回はここまで

今回見た中では、手の検出モデルが見つからなかった。
もう少し詳しい使い方を調べていこうと思う。