自分のPCのハードディスク容量がそもそも256GBしかなく、iPhoneで撮った写真(子供の写真)が増えてきたので、NASを買ってみました。
PCデータとiPhone写真のバックアップが目的。
NAS型番、仕様
購入したのはQNAP社のTS-230。
購入の決め手としては、
- RAID1構成にしたい、HDDの交換もできること
- HDDが死んでもある程度大丈夫なようにしておきたいので
- バックアップ用ポータブルHDDが壊れてデータ失ったことがあるので…
- iPhoneからいい感じに写真のアップロードができること
- QNAP、Synologyで極力安いものを考えて、以下が候補に。
- Synology ds220j
- QNAP TS-230
- 本当はもう少し高くて高スペックなものがいいけど、経済的な事情から…
- ds220jは色々見ているうちに楽天やamazonで売り切れになった
- au PAY marketで、TS-230とHDDのセット品でお得なものがあったので
- Western Digital RED 3TB x2とのセットで¥38384
- TS-230本体は安いところで見ると2万ぐらいなので、HDD1つあたり9000ぐらい。いい感じ。
- 21/8/2現在もう売り切れになってました。
参考にしたサイト色々。
https://botti-bk.com/qnap_qumagie_review/
NASと外付けHDDはどっちが安全?最強の写真バックアップ環境について考えてみた! - studio9
【2021年2月】買うべきSynologyのNASが分かるフローチャートを作りました! - 人生総合ライフハック図書館
スペックは、
- CPU: Realtek RTD1296 ARM Cortex クアッドコア 1.4GHz
- RAM 2GB DDR4 (拡張不可)
- ギガビットイーサネット x1
- USB2.0 x1
- USB3.2 Gen1 x2
- 188.6(H) x 90.2(W) x 156.2 (D)
といったところ。
セットアップ
セットアップ手順を書いてみます。
ハードウェアのセットアップ
まず届いた状態。
開封します。
内容はTS-230本体、電源、LANケーブル、HDD固定用ねじ、あとはHDD2つです。
TS-230を開けてみます。
CPUのヒートシンク、SATAコネクタ、ファンなどなど見えます。
HDDを取り付けます。
ねじはなしでもいいみたいですが、一応取り付けておきました。
電源を接続、また、LANケーブルをWi-Fiルータに接続します。
普段PCやスマホからこのルータにつないでいます。
電源ボタンを押して起動。
ビープ音が鳴るらしいですが、ちゃんと聞いてませんでした。
LEDが点灯します。
NAS初期化
- PCにQfinderをインストール
ユーティリティ | QNAP
特記することはなし、普通にインストールします。 - Qfinderを起動
早速見つかりました。
- そのまま置いておくと「スマートインストールガイド」なる画面が出てきました。
が、「いいえ」をクリックすると、それ以降Qfinderを起動し直しても出なくなりました…
- と思ったら、「リフレッシュ」ボタンを押すとまた出てきました。
- 「スマートインストールガイド」で「はい」を押すと、ブラウザで設定画面が表示されます。
ファームウェアインストールを開始しておきます。
HDDも初期化されるそうなので要注意かも。
本体交換するときはどうするんだろ?
- インストールが進んで、ときどきビープ音が聞こえました。
その後も何回か鳴っています。
- カウントが終了すると、縦に長い画面が出て、「スマートインストレーションの開始」と出ています。取説に書いてるのと違いますが、スマートインストレーションとやらを開始してみます。
- またファームウェアのインストールとな?
言われたとおりにやっておきます。
- 何やらぐるぐるしています…
結構長い。
- 終わらなかったので、ブラウザの更新ボタンを押すと、どうも進めた感じ。
保証サービスの画面が出ますが、QNAPのサイトに飛ぶだけなので閉じます。
- 今度こそちゃんとスマートインストレーションかぁ?
- ファームウェアバージョンは現状のままで次へ。
- NASの名前と管理者パスワード。ばれないように、忘れないように、慎重に。
- 時刻設定、そのままでいいかな。
一応テストだけしてみる。
ちょっと時間がかかって成功しました。
- IPはDHCPで。
- クロスプラットフォームファイル転送サービス、全OS入れとけばいいか。
- 最後に設定を確認して適用。
取説にはディスク構成の選択があると書いてあるんだけど…出てこなかった…
- 初期化の警告、了解です。
- 適用してます…
なかなか99%から進まない…
ときどきビープ音が聞こえます。
- いけました!おめでとう。
NAS設定
前からの続きですが、ここからはNASの設定をしていく手順になります。
- ログインします。セキュリティ保護されたログインしようとしたらChromeに警告出されたので普通のログインにしておきます。
- ベータプログラムのお誘いがありましたが、いいえで。
- まずストレージ&スナップショットのようこそ画面が出ました。よくわからんけど設定しとこかな。新規ストレージプールで。
- データ収集契約か… やめとこかな。いいえで。
- ストレージプールの作成ウィザードです。
- SEDセキュアストレージプールというのがある、どうしよう。
と思いましたが、チェックを入れるとディスクが表示されませんでした。
今回のHDDはSED機能なしということで。再度チェックを外して、ドライブを選択、RAID1に設定した状態で次に行きます。
- アラートの閾値?そのままにしておきます。
- 設定を確認して作成。 数分かかるそう。
- 作成完了。続いて新規ボリュームの作成。
- シックボリュームにしておきます。
- ボリュームの設定、名前はそのまま、サイズは「最大に設定」を押して最大に設定。
メッセージが出るがどうしよう?スナップショット機能は使いたいけど…後で設定できるかな? ちょっと心配なのでボリュームサイズ2TBにしておきます。
拡張は後でできるでしょう。たぶん。
- 設定を確認して完了。
初期化してます。
- 完了したかな。
- 左上のバッテンでストレージ&スナップショットを閉じるとデスクトップ的な画面になります。
adminというアカウント名は危ないそうなので、別のアカウントを作っておこう。
「administrators」グループに所属させておきます。ユーザグループ、共有フォルダ権限などは後から設定し直しもできるので焦らず。
最後に一旦ログアウト、作ったアカウントでログインし直してadminアカウントを無効にしておきます。
(NAS設定編6)ユーザー登録と共有フォルダ設定: 優柔不断流の買物道
- Google Authenticatorに表示される6桁の数字を入力。次へ。
数字の時間制限があるので早めに入力します。
時間が過ぎたら別の数字になる。
- 代替検証方法の設定を設定。メールがいいかな。
と設定したら、メール通知サービスの構成が必要とのこと。
- 設定が完了すると、一旦ログアウトされます。再度のログイン時、ユーザ名とパスワードを入力した後に2段階認証の画面が出ます。
「別の方法で認証」を選択すると、メールでセキュリティコードを送ることができます。メールで届いたセキュリティコードでログインできます。
ひとまず以上
取説の図と違う部分が色々ありました。ファームバージョンによるんだろうか。
なかなか設定項目が多くて進まない…
次回からはNAS運用方法の内容になります。