勉強しないとな~blog

ちゃんと勉強せねば…な電気設計エンジニアです。

OAK-D買っちゃおうかな

ステレオカメラ興味

ピアノの指の動きの認識をやろうと思ったときに、ステレオカメラが欲しいなと。 3次元的な動きをちゃんととらえたい。

ステレオカメラ、市販品でどんなのがあるかなと調べると、IntelのRealSenseか、Luxonis社のOAK-Dシリーズぐらいしかなく。
ビジネス向けなら色々あるのかもだが、買いにくいし高そうだし。

スイッチサイエンス Luxonis社特設サイト

www.switch-science.com

Intel RealSense

store.intelrealsense.com

Intel RealSenseはすでに生産中止になっていて今後の発展が見込めないし、価格もお高め。

↑ 間違いでした。23/10/14追記 Intel RealSense状況

ということで、OAK-D一択になる。

OAK-Dシリーズについて

OAK-Dシリーズの中でも選択肢がいくつかあり。


https://www.switch-science.com/pages/luxonis

価格的にはOAK-D Lite(¥22,660)がいいが、ステレオカメラの解像度が少し下がるらしい。 (1MP → 480P)
ピアノの動きの認識でどれくらい解像度がいるかわからないが、買ってみて足りなかった、ってなるよりは、 最初からいいのを選んだほうがいいか。

OAK-D ProのIR機能は、今回の用途では不要。価格も¥53,020でかなり高いし。

ということで、OAK-D S2がいいな。

自動焦点版と固定焦点版があるが、価格は変わらない。
激しい振動を伴う用途なら固定焦点版がいいとのことだが、そんな使い方にはならないと思うので、自動焦点版のほうが機能多めでいいか。
焦点距離のマニュアル設定もできるみたいなので、固定焦点と同等の使い方もできるものかと。

価格が比較的安いとは言え、3万ぐらいするので、自分のお財布とにらめっこすると、ちょっと悩む感じ。

悩み中。


23/10/14追記 Intel RealSense状況

からあげさんにコメントでご指摘いただきました。
Intel RealSenseは生産中止、というのは間違いのようでした。

RealSenseの公式ページ

端的に書いてありました。

www.intelrealsense.com

Intel® RealSense™ Technology focus on Stereo Depth

As of February 2022 we will discontinue our LiDAR, Facial Authentication and Tracking product families. All stereo products are still available.

ということでした。

LiDARとか顔認証はやめるけど、ステレオカメラは継続するとのこと。
RealSense事業は縮小、というのが正しいかな。

CRNの記事

ここが一次情報になるのかな。

www.crn.com

  • 「“winding down” its RealSense computer vision division」と言っている
    ※ "wind down"を英辞郎 on the webで調べた結果

    縮小する、という意味合いのよう
  • LiDAR、顔認証とトラッキングの製品はend-of-lifeになるが、ステレオ製品(D410, D415,など)は販売を継続すると書かれている
    • Intel will continue to sell select stereo products through its current distribution customers.」と書いている
    • 今までのお客さんへの販売は継続する、ということと思うが、開発は継続しないということか?

その他言及のあるブログ記事等

情報の裏を取っておくのは大事ですね。反省。

その他参考

OAK-D S2 — DepthAI Hardware Documentation 1.0.0 documentation

DepthAIカメラ「OAK-D」キットを買いました - karaage. [からあげ]

Pythonでやってみた(画像処理編3):OAK-D OpenCV DepthAIカメラで遊んでみた|KIYO

カメラ側で推論可能な話題のOpenCV DepthAIカメラ「OAK-D」 をレビューしてみました。 | NEXT SYSTEM NEWS