勉強しないとな~blog

ちゃんと勉強せねば…な電気設計エンジニアです。

ZYBOを進める - 4. Vivado環境の用意

ZYBOを進めます。

FPGA側環境の用意

これまでやってきたのは、Zynq上に乗せるLinuxをビルドするためのツールでした。
本当は、Zynqのハードウェア側を設定・設計するツールを用意するのが順番としては先です。
Zynqのハードウェア開発には、Xilinx統合開発環境のVivadoを使います。
※ヴィヴァド(ー)と読むみたいです。Xilinxチュートリアル動画では、そんな風に読んでいました。


Vivadoはもうすでに自分のパソコンにはインストールしているので、インストール手順は割愛します。
インストールしたのは、Vivado 2017.4 WebPackです。フリーで使えます。高位合成ツールも付いてきて、これもフリーで使えます。


参考までに。
fltek.jp

qiita.com

Xilinxのアカウントを作成する必要があります。また、かなりディスク容量が必要になるツールです。
私の環境では、25GBくらい容量を食いました。

ベースプロジェクトの作成

Vivadoを使って、Linuxを乗せるベースになるZynqプロジェクトを用意します。
自分で用意してもいいですが、Digilent社のGitHubにベースプロジェクトがあるので、これを漁ってみます。

Digilent · GitHub


気になるリポジトリは、

github.com

これはLinuxを入れていくときのベースとして使えるようです。
現在のリビジョンではVivado2017.4対応となっているのでちょうどいい。

github.com

HDMI出力のサンプルデザインです。
上のベースデザインでHDMI出力が入っていなければこちらを参考にしようかと。


ひとまずここまで。