ZYBOチュートリアルの続きです。
ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (11) LinuxユーザアプリケーションでLチカ - Qiita
LinuxシェルからGPIO操作
PetalinuxでLinuxをビルドすると、sysfsドライバが用意されていて、これでGPIO操作することができます。
前回ビルドしたLinuxですでにこれが入っているので、これを再度動かして、ZYBOのMIO7のLEDの制御をしてみます。
参考サイトでは、番号913でGPIOを操作していましたが、これは/sys/class/gpio/gpiochip906が存在するから、ということでした。
今回見てみると、
root@Zybo-base-linux-peta:~# ls /sys/class/gpio/ export gpiochip1015 gpiochip1023 unexport gpiochip1011 gpiochip1019 gpiochip893
となっていて、gpiochip906はありませんでした。
一番近いのはgpiochip893なので、これでやってみます。
MIO7に対応する番号は、893+7 = 900となります。
root@Zybo-base-linux-peta:~# echo 900 > /sys/class/gpio/export root@Zybo-base-linux-peta:~# echo out > /sys/class/gpio/gpio900/direction root@Zybo-base-linux-peta:~# echo 1 > /sys/class/gpio/gpio900/value root@Zybo-base-linux-peta:~# echo 0 > /sys/class/gpio/gpio900/value
echo 1...
でMIO7のLEDが点灯、echo 0 ...
でLEDが消灯しました。
期待通りです。
gpiochip893でよかったようです。
ここまで
チュートリアルではこれに続いてアプリケーションを作成してGPIOの操作を行う、ということをやっています。
次回に回します。